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正解は外側にあるという奴隷の原理

セルフエスティームとは「自分自身の価値を認め、自分が好きであり.自分を大切にで
きる」という、日本諾になりにくい言葉なんですけども、私たちの社会はこれをむちゃく
ちゃに壊しているんじゃないか、特に近代教育の「正解は外側にある」という枠組みがこ
れを壊しているんじゃないかと思うんです。セルフエスティームを育てたりはぐくむとい
うことは、近代教育の枠の中とは違った場や空間をいかに上手にしつらえていくかです。
それがないとセルフエスティームは育たない。「ほめる」ということでそれをやろうとい
う主張もあるんですが、「ほめる」というのは「けなす」というのと同じであって、他人
の評価によって自分を獲得するということなので、これでは大差ないです。もちろん他者
によって自分がみえるからセルフエスティームは形成されるわけですが、その他者のみえ
方というのが「ほめる」という行為によってしか見えないのでは、その他人の評価と顔色
を気にする人間を作っているに過ぎないんです。これは根本的にはセルフエスティームが
育つとは言えないわけで、ほめられもせず、けなされもしないのに、あるいは誉められよ
うが、けなされようが、自分が自分であることを肯定できる状態があり得る、ということ
を土台におかなくてはいけないと私は感じているわけなんです。
(市民の日本語)加藤哲夫著抜粋

宮澤賢治
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラツテヰル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジヨウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ 東ニ病氣ノコドモアレバ 行ツテ看病シテヤリ 西ニツカレタ母アレバ 行ツテソノ稻ノ束ヲ負ヒ 南ニ死ニサウナ人アレバ 行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ 北ニケンクワヤソシヨウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ ヒドリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタシハ ナリタイ
「雨にもまけず」,は,宮澤賢治の詩。賢治の没後に,弟の清六氏によって,大トランクのポケットから発見された,黒い表紙の手帳に書き付けられていた。1931年(昭和6年)11月3日の日付があり、これは,東北,砕石工場に技師として勤務し,東京出張中に死病となる結核に倒れて,帰郷後,病床に伏していた時期にあたる。賢治作品で,最も膾炙されているものの,一つである。


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